基本的な仮想鉄道模型に役に立つお話からだ。別ブログから抜粋だ。

知り合いから踏切に関しての専門の書籍なども借りて見たことは、あるのだが これが 素人に わかる筈がなくてね 見た目の踏切警報機やしゃ断機などは、 素人でも 見れば わかるのだが これが 踏切制御の方法になって来ると ちんぷんかんぷんだ。

踏切制御方式の点制御、連続制御、開電路式HC、閉電路式HO、続行対策の踏切制御図や各種リレーの中身を知らないと 踏切は、語れないとのことだ。

これもだ 一番やっては、いけない 無遮断対策だそうで 確実に 列車が来たら 踏切保安装置が動作するように何重にも 防護策が 施されて初めて 踏切として 成り立つとのことだ。

まあ こういう難しい話は、ここでは、しないのだが そういう点も リアルを追及するなら ある程度 知らないと 踏切始動点とか終動点の 設置の位置や 単線と複線以上の踏切に対しての VRM3版にあるセンサーの配置など 多少は、知らないと配置出来ないからね 

話が 長くなるので 本題だ。まずは、基本的な踏切の種類だ。

第1種踏切1.jpg東北本線日詰駅構内1.jpg









★第1種踏切 列車や車両の通行の時に 道路交通を しゃ断する踏切 簡単に紹介すると踏切警報機と踏切しゃ断機が 配置してある踏切


★第2種踏切 昔の踏切専用の係り員がいて踏切警報としゃ断を係り員が行っていた踏切 今は、ほとんど ないので ここでは、スルー

★第3種踏切 列車や車両の通行の時に 警告する踏切警報機が配置してある踏切 踏切警報機のみ

第3種踏切1.jpg仙山線78.jpg








踏切警報機のみの配置してある踏切で ほとんど 車両の通行禁止の場所が多い 右は、地元の第3種踏切

★第4種踏切 第1種〜第2種以外の踏切 (踏切保安装置はない)

第4種踏切1.jpg






 
一応 鉄道会社としては、踏切道として 認知しているのだが ほとんど 生活の為の人しか通れない踏切みたいだ、 一応 踏切警標は、あるみたいだが 通常のものよりは、簡易なものが多い

VRM3版には、 この手の標識がないのでね まあ ほとんどVRM3じゃ必要ないか しかし 世の中には、鉄道会社の頭を悩ませている いわゆる 私設設切とまでは、行かなくても 田舎のローカル線には、勝手に 線路横断する場所を 作っている場所が 結構あるんだね そこを 横断するのが これまた 腰の曲がった爺ちゃん婆ちゃんで畑に行く為の近道にしているので 結構 事故が多いんだね

★次は、 踏切保安装置の警報機の設置の種類だ。
警報機の種類1踏切関係V4-6.jpg






こんな 感じで 一般的なA形 狭い特殊な場所のB形 見通しの悪い箇所用のC形 交通量が多い幹線道路などに 道路に張り出して設置されるOH形(オーバーハング形)だ。


この中で B形が USO800さんの動画にあったので VRM4かVRM5版にあるのかと 思ったら オリジナルの警報機を作ったものらしいのだ。
石巻線踏切9.jpg全方位警報灯1.jpg







しかし この警報機の警報灯に関しては、 左側の画像のように 道路に対して警報灯が見えるように 道路が3方向があれば それに対しての警報灯ということで こんなに沢山警報灯を配置してる踏切もあるのだ。 最近は、右側の全方位警報灯も 出て来ているのだが 列車を運転する運転手からも見えてしまうので この全方位警報等も 種類が 色々あるんだね 

ここで ちょっと ブレイク 細かい専門的な話は、ここでは、省くが 一般的に この踏切警報機の警報時間は、踏切始動点を踏んだら 警報の開始が始まり 踏切しゃ断動作の終了するまで 警報がなり続ける時間は、標準で15秒だ。遮断動作が 最低5秒以上で 両方で 最低20秒は、必要なのだ。

踏切に交差する線路の数によっても 変わるのだが 一般的には。警報開始から列車の到達まで 約30秒が 標準だと 噂では、聞いているのだが これがだね 駅構内の踏切だと これが 通用しないんだね なんせ ほとんどの駅構内踏切は、半自動という 駅構内の連動と絡んでいるので 開かずの踏切になる所が多いので とくに駅からの発車や通過する車両が多い踏切は、しゃ断時間が長くなるから 駅構内の踏切は、出来たら通らない方が いいね

★ これが 作りたかったイラストの しゃ断機の種類だ。

しゃ断機の種類1.jpg ワイヤー式しゃ断機.jpg








ここでは、右側のワイヤー式しゃ断機は、スルーしていますが(ほとんどないからね) でも これVRMで作ったら部品として高く売れそうじゃないですかね
 
VRM3版には、左側の 通常型のしゃ断機しかないのだが 余計な柵が付いているのと あまりにも 踏切しゃ断機や 踏切保安装置類が 古過ぎるんだね これね JR東海を 参考にしているからじゃないのかね と また 余計な事を 書くと 怒られそうなので スルーして 使えないのが多くてね

一番欲しいのは、 二番目の屈折形しゃ断機だ。 ここに載せているのは、ウェイトレスタイプのものを 作ってみたが 本来 昔のウェイトタイプ(重し付き)だと これまた 違うんだね
東北本線 品井沼-鹿島台 上大谷踏切2.jpg二丁掛け遮断機1.jpg







左側が ウェイトタイプの 2本棹で支えた屈折式しゃ断機だ。 そして これは、中々見られない 勝手に2丁掛けしゃ断機だ。 二段式と言うかも知れませんがね

尚 しゃ断棹は、分解式で8段階に分解出来るカーボン棹だ。ここのメーカーさんが ほとんどこのしゃ断棹を販売しているみたいですが基本は、8mで屈折式でも 12mまで?かな よくわからないが

ここら辺の しゃ断棹の長さも ケースバイケースで 電化線と 非電化線では、架線との絡みで 電化線区間じゃ 8m以上の通常形は、あんまり見られないが ローカル線の非電化線では、10mくらいの長いしゃ断棹がある場所もあるのだ。

と 自分のレイアウト制作に必要な範囲の部分だけを紹介だ。 最後に 踏切道床?(踏切踏み板)の 実際の最近の種類から 紹介
東北本線 白石構内-角田街道柳町踏切1.jpg仙山線86.jpg







左側が アスファルト式で 右側が VRM3版にもある コンクリートのブロック式踏み板だ。
東北本線品井沼1.jpg仙山線89.jpg





左側が 枕木式で 右側が カラー樹脂塗装の踏み板?方式なのかどうかは、わかりませんが ここにループコイル式の障害物検知警報装置が 組まれているものもあるみたいだね

長々と 書いて来ましたが こんな感じで 踏切一つでも こんなに種類が沢山あるのでね ぜひ これらを 部品として販売すれば 面白いような気がするんだね それとだ 今時 あの かもぼこ踏切は、余程の ど田舎の路線じゃないと 今は、見つからないのが こちらの地元の踏切みたいですね だから VRM3版のTomix版踏切なんかの あの勾配は、ちと きつ過ぎるね

踏切に関しては、結構 色々資料等や 現場を見ているので あのワイヤー式踏切も 覚えている世代ですからね 最後に 踏切では、必ず一旦停止しましょう これ 止まれの交通標識がないからと 止まらない車両が よくありますが これは、れっきとした道路交通法33条の交通違反ですからね 

ここらの話しは、昔ノートにまとめていた中から紹介しました。そのノートの画像が こちらからだ。

踏切警報機の種類1
























これは、あくまでもVRM3版の為に作った当時の資料からだ。この時は、踏切動作に関しては、踏み込んでいませんでしたが個人的に信号関係を勉強しているノートの一部から踏切動作に関しての紹介だ。

踏切警報機の動作時間表1



























まあ このくらいは、レイアウトで踏切を作る時の踏切動作の時間を測るのに参考になると思って調べてノートに書いていました。が あまりにも汚い字で書いていたので 改めて清書するつもりで エクセルで直しました。

誰でも 知っていても何かの役に立つと思うのですが この先の踏切制御子の種類の点制御式や連続制御式や閉電路式HCや開電路HOなどが絡んで来る制御区間長や列車が続行して来る続行対策など素人には、難しい踏切のタイムチャートやリレーの働きなど とてもじゃないが ついて行けないので辞めました。でも わからないけど 踏切の制御が始まる始動点とか知ると面白いので 興味だけは、あるのです。一応 ノートには、書いてあるので 暇な時に眺めています。