少し古い話題になってしまいましたが 「なんでも鑑定団・国宝級茶碗に陶芸家「どう見てもまがい物」という記事が 最近 巷で 賑わっていますが 気になって 色々調べてみました。 というか 骨董には、詳しくは、ないのですが 陶磁器と陶器には、少し興味があったのでね 

そもそも どういう経緯かも わからないので まずは、その時の様子を見てみました。



なるほど 国宝級と 言ってますが 国宝とは、言ってませんね 鑑定の経緯は、室町時代の三好家の系図とか入れ物などなど 焼き物自体よりも なんか そっちの方で 時代考証したような感じにも見えるのだが

と思ったが ちゃんと聞いていると 中島先生 国宝になっていたかもしれない大銘品と 言っているみたいだね

そもそも この曜変天目茶碗とは、どんなものか ここで 読んでも よくわからないので こんな動画の方が わかり易いので 紹介だ。



そして ここで 登場するのが 愛知県瀬戸市の上品野町で 陶芸家をしている長江惣吉さんという方だ。一躍有名人になってしまいましたが こういう経歴の方みたいですね

おいちゃんの知っているのは、親父さんが生きていた時のNHKのドキュメント番組で 今回放送した 幻の曜変天目茶碗とは、違うのだが なんか一所懸命 中国で 茶碗の欠片を探していたのを 今でも思い出しますね

瀬戸市というと瀬戸物の語源みたいな感じですが 実は、ここは、瀬戸物の集積場所で いわゆる産地では、ないんだね それこそ この品野町などが 代表的な染付の陶磁器の産地で 一般的な茶碗や湯飲みなどの大衆向けの 手描きの染付の商品を 大量に作っていたのですが いつの間にか その手描きの職人さんも少なくなり 中国から安い手描き商品が入り また 大量生産出来る転写シールを貼って 手描きのように表現するイングレースとかの技法で 家内工業のような家は、廃業して行った経緯があり その中で 生き残りを掛けて 直接 ダイレクトに 手描き商品を 売るようなスタイルになって来ているとも耳にしました。

そういう中で 起こった 今回の まがい物騒動 大体 国宝級という曜変天目茶碗ですが 実際は、この画像のように 結構 出回っているんですね

さて この中で 曜変天目茶碗と呼ばれるのは、どれなのか 素人目には、たぶん 少し青っぽいのが 入ったやつだとしか思えませんが この中には、似たような茶碗で 油滴天目茶碗も 入っているんですね

この油滴天目茶碗なら 同じ愛知県の常滑焼の茶道具で使う抹茶茶碗で 昔から かなり いいものが しかもカタログ販売されている程 その筋の方面では、油滴天目は、当たり前で まだ 今から35年以上も前だと その頃は、 まだ 一般には、この曜変天目茶碗の 大量生産は、なかったような気がしているのだが それでも それに近い作品は、なんか見た事は、あるんだね

そもそも この陶器に関しては、素人には、目利き出来ない所があってね 有名な作家だと 作品に名を入れないとか 名が入っているのは、弟子が 描いた何々風という ブランドで言う作家オリジナルの写しという商品を 売るために 作家の窯の名前を入れると 噂では、聞いているし もっと 古い この手の茶碗だと 器を入れる木箱とかが 重要で その蓋の裏に名前が書いてあるとか その為に わざわざ飛騨高山の古民家の家の壁の木をはがして 土に埋めて古さを作って 箱書きして 偽物の加藤唐九郎の偽物を 売った話が 地元でもありましたね

こちらの永仁の壺事件じゃない それを真似した事件でしたがね それにしても 面白いね 全然 骨董には、興味が ないのですが いい仕事していますね〜で有名な中島誠之助先生は、だんまりらしいですが なんでも お体の調子が悪かったから あのような鑑定をしてしまったという 噂もあるみたいですね もう 自分の骨董店は、だいぶ昔に 廃業したみたいでね 

しかし なんでも そうですが こうも簡単に 2500万円なんて 答えられるのか? そこいらが不思議でね おいちゃんが 店の主人なら 100万円とか言って こっそり 本人から 300万円で買い取り 勿体ぶって 時間をおいて 実は、 国宝級の お宝で 3億円の価値は、ありますが 中国の方どうでしょうかと 売り逃げするんですがね やっぱり 長くTV業界に いらっしゃるので 年末の話題作りだったような気もするんですがね

そして これに 嚙みついた 長江さんの検証動画が こちらだ。



なんか 色々釉薬が どうのとか 茶碗の作り方がどうのと 説明しているようですが ちと 対比として使っている曜変天目茶碗が ちと ひど過ぎるんじゃないのかと 思ってしまったのだが 要は、 なんでも鑑定団に出た物と  藤田美術館にある 本物を NHKの番組の超絶・凄ワザ!で ぜひ 対決させるべきですね

まあ 綺麗ごとのように 見える骨董の世界ですが 価値イコールお金で評価なんだから 本当に おいちゃんには、わからない世界だが 昔 言われたのは、世界に一つしかないものは、 これから作る新しいものか 昔の骨とう品しかない しかも 壊れて消えてなくなる運命というのが これまた 価値につながる 何度の戦争や略奪 地震や災害を 乗り越えて今ここに あるからこそ価値があるんだと 昔 よく 耳にしましたね

おいちゃん どっちかというと 形あるものは、壊れるの方ですから 2500万円の価値より 目の前の300万円の方がいいんですがね まあ これが 人それぞれの価値観いや 貧乏人根性の人には、寝かせて稼ぐ事なんて考えられないからね まずは、今日の晩飯代ですからね

それにしても もし 仮に鑑定団を訴えるとしたら 何になるのかね〜 国宝じゃなく国宝級の発見と 上手く言葉で逃げているので 国宝と 国宝級じゃ なんか捉え方が違うようにも思えるのだが (中島先生は、断言してたが テロップは、国宝級だったが)

でも こうやって 正月早々面白い話題で にぎやかになったんだから お互い 話題になって 良かったんじゃないのかね ぜひ NHKで 科学的に検証して欲しいね 中島誠之助先生の 室町時代の三好家の系図が気になるだがね どういう経緯で 来たかが 謎の部分もあるみたいですが まったくの信憑性がないとは、言いきれないからね こればっかしは、 いずれ 家系図にしろ 人それぞれ ルーツに関しては、色々あるから 必ずしもいい事ばっかりでもないからね 祖先が 遠く離れた処から来たのなら その先で何かあったとかね
 
お隣の国じゃ 窃盗団が盗んだ仏像を そのまた昔に 盗まれたのだから返す必要がないと まあ 偶像崇拝しない おいちゃんからみれば 重要文化財という価値があるから 揉めるんでね 今回も 国宝級という 誰が 決めたのか知りませんが そういう 価値イコールお金が 陰で動くから 結局 お金でしか 物が見えない どこが お釈迦様の 般若心経の精神は、どこに行ったのやら 

まあ なんでも 商売、商売 欲しい人が居るから成り立つ これ 人間の煩悩ですからね お釈迦さんも ちゃんと そういうのを 知っていたからこそ わざと 出来そうにない事を 残した。 なんて冗談ですよ 冗談ね