702さんのVRMの新しいレールという記事を 見て まだまだ この新しいVRMレールは、開発段階というか 完全に全てが移行した訳じゃないのと 他のストラクチャとの差が気になるともあったので なるほどと思って少しVRMが どういう方向に行くのか気になったので書いてみます。

前から疑問に思っていたのですが IMAGICさんの リアルっぽい本物志向のVRMは、わかるのですが VRMの全体を通してのコンセプトつもり 前のバージョンからとの共有する部分とか その他車両の選定など 基本のレールを 新規で作り直すということは、いづれ全てのストラクチャも新規で 作る事になるのか 

そういう基本の部分が 外野から見ていると まるで わからない そもそも14年前にガイド本に開発者の「仮想空間の可能性」という話が書いてありましたので まずは、そこから抜粋だ。

★VRMでは、電気回路の制約を受けた「区間」という考え方がないため、1本の線路上に複数の列車を存在させることが出来ます。

★シミュレーションでは、どこに視点を置くのかというのが問題となります。鉄道シミュレーターでは、「列車の運転士に視点を置く」のか それとも「複数列車の運行に視点を置くのか」という2つの考え方があります。運転士に視点を置いた場合は、全体に対してミクロな見方をすることになります。

★将来バージョンでは、閉塞区間や速度制御の概念が導入される予定ですが、こうした機能は、マクロな見方ととらえることができます。

複数の列車を運行する場合は、運転士の意思ではなく、全体のダイアが正確に動いているかという「列車管理」の考え方に重点が置かれます。

運転士の視点と列車管理の視点は、ミクロとマクロの異なるスケールで考える必要があります。この違いは、アプリケーションの操作方法にも影響を 与えます。

★将来のVRMでは、この2つの操作モードが搭載される予定です。

と 14年前の話だが まあ こういう方向で進んでいるのは、間違いないのだが ただ ひとつ疑問に感じるのは、「列車管理」という 制御方式なんだが 確かにスクリプトとかセンサーなどが 出て来て ある程度は、制御などは、出来るようになったもしれませんが 一番 肝心の じゃあ どういうユーザーを対象にした商品作りというか コンセプトみたいなものが 見えないんだね

当時は、おいちゃんも ここに書いてあった文言の意味なんて さっぱりわからなかったのだが 14年も経過してここに 書いてある通りの「複数の列車を運行する場合は、運転士の意思ではなく、全体のダイアが正確に動いているかという「列車管理」の考え方に重点が置かれます。」

まさに ここなんだね ここの部分のプログラム的な作りを一般ユーザーに任せるんじゃなく 本来メーカーさんであるIMAGICさんにやって欲しいとね でも これハッキリ言って 現実の運行管理と 信号などの連動装置などの制御を考えたら これを 素人が マウスひとつで 遊べるVRMは、まだまだ ずっと先になると思うのだ。

でも現状じゃ このプログラム的な作りや自作車両などが自分で作れるコアなユーザー向けに このVRMは、進んでいるように見えるので このコアなユーザーを満足させるソフトと考えれば 丸っきりの素人が このVRMを 始めるなんてことは、益々遠い話に聞こえて来るんだね

そこで メーカーさんは、開発1本に力を 入れたい体制を作りたかったのか 販売経路を 3方向に分離して 益々本体が 見えない構造になって どこに 力を入れているのか そこら辺からして どうこれから転ぶのかが見えない感じなんだね

そもそも このVRMというゲームソフトの位置づけというか メーカーさんは、商品として考えているんでしょうかね 自分なんかは、VRMは、鉄道おもちゃ まさに鉄道模型シミュレーターという名前が示した通りの遊び方しか考えていないんだね どこで 変わったのか知りませんが 鉄道模型という名称が いつの間にか 違う方向に向かっているような気がしてね そういう意味で このプラレールアドバンスというおもちゃと 比べて欲しいと思ったのです。

自分も 最初 プラレールとか こういうプラレールアドバンスを 子供のおもちゃじゃないのと 半分馬鹿にしていたのですが あの隣のおっちゃんが 50年以もやっていた鉄道模型のNゲージを辞めてまでプラレールとか プラレールアドバンスに ハマる理由が なんとなく わかるような気がしてね 

そんなプラレールアドバンスを 作った開発担当者の動画です。



そう この担当者が 言っている事こそ 鉄道おもちゃで遊ぶ素直な気持ちがあると思うのです。 それが

★すれ違いを楽しむ

★車両選定は、みんなに人気のあるものから選ぶ

★昭和のシンボル的な車両は、外せない

まさに その通り こういう単純明快な 鉄道を楽しむ気持ちが 親子三世代にまで続くプラレールの魅力でもあるし 継続して売れる理由だそうだ。

おいちゃんは、この最高に楽しいと思っているVRMが 誰でも楽しめるVRMになって欲しいと思っているんだが なんか 益々特化して来て 大学院生ゲームになってしまうのが 残念でならないんだね

プラレールアドバンスには、こういう宣伝動画もあるんだね



他にも こんな動画も



記事には、今年の10月頃に発売が予定されている、プラレールアドバンス用のIRコントローラー­です。
15段階変速機能により、実車さながらのスムーズな発着を可能とし、チャンネルの切替­によって2編成の車輌をコントロールできます。 既存の車輌に組み込むためのコントロールユニットの発売が予定されているが、すでに6­月からは「ACS」というアイコンが付いている対応車両が先行発売されている。

と書いてありました。 こういう あくまでも 誰でも簡単に遊べる装置を開発する その姿勢 おいちゃんが 言いたいのは、そこなんだがね 子供(幼児)から 年寄りまで遊べるVRMなんて 考えた事ないでしょうね

でもね 実際 今の3歳児は、勝手に携帯いじってカメラや動画を 撮ってしまうし このVRMの おいちゃんの動画でさえ新幹線と 喜んで見る 要は、難しい理屈じゃなく ボタンを押せば動く そういうVRMが レイアウトを作る方の遊びじゃない 見て遊べる方のVRMの遊び方だと考えています。

最後に 前にも紹介したジェット☆ダイスケという おにいちゃんの動画から



この眺めているだけで 楽しい これこそが 鉄道模型おもちゃの醍醐味でしょうね