天高く 宮城のトンボは,せっせと頑張っていました。

気仙沼線トンボ3石巻線トンボ1







もう アホを通り越して 単なるスケベです。気仙沼線沿線の空の青さに うっとりして眺めていたら トンボちゃんを 発見! そう去年 散々山形で トンボの交尾を 始めて見てしまい 病み付きになり 宮城に帰ってきても この通り 仕事そっちのけで トンボの観察だ。

今年の研究テーマは, いかにしてオスがメスをゲットして そしてメスが オスに身を捧げる瞬間が見てみたいと思っていたのです。って そんなの無理に決まっているのですね だって この右側の写真だって 偶然に撮ったものだけど それほど トンボの交尾なんて 簡単に写真に撮れるもんじゃないのだね。

なんぼ スケベなおいちゃんでも トンボの交尾の写真撮るために わざわざ あっちこっちに行ってる訳じゃないし まして 仕事先の現場なのでね こそっと隠れて撮ってるのです。 だから ただ写ってるだけですがね(今更 この写真の説明は,しないのでね 好きな方は,去年のここここここも見て)

それにしても いまだに不思議なのが このトンボの交尾の時間なんですな なぜ たかが トンボごときが 10分以上いや つわものだと30分以上も 交尾を続けているらしいのだ。実際 見てると これが長いのよ 羨ましいというのか 気持ち良さそうにやりやがってです。おっと失礼! でも ここは,R20だから 許して

去年も トンボに関しては,色々書いたが オスは,メスと交尾すると 前のオスの精子を掻き出し 自分の精子を入れ替えると 最近の研究で わかったと書きました。

また メスは,フリーセックスじゃないが 何回もオスを取替え 交尾を繰り返し最終的に 気に入ったオスの卵を産み付けるみたいなのだ。 まあ これを 書いちゃうと 止まらないので ここら辺で 止めときますが こんな 極楽トンボ達も 11月になると 突然消えて亡くなってしまう運命なのだ。

この 好きなように生きて そして死んでゆく姿を見てるとね 自分もトンボになって どこかに飛んで行きたくなる気持ちに この空の高さと青さが 身に沁みる 今日この頃だ。

生き物の中で人間が一番尊いと思ってる昔からの宗教観とかね 自分をトンボなんかに 置き換えて見るとね 意外と 違う面が見えてくるから おもしろいのです。

お釈迦さんが生きてた時代に まさか トンボが こんな事してたなんて 誰も考えてなかったからね これが わかったのが ほんの30年前ってところが これまた 面白いんだね なめんなよ〜虫けらをね 虫けら以下の人生送っていませんか おいちゃん あっちの方は,完全に トンボちゃんには,敵いませんわ 降参です。

個体と群集これこそ 人間界と なんら変わらぬ習性じゃなかろうか なんてね 何ぬかしとんのじゃワレ 秋の夜更けは,アホを哲学者にさせるの巻でした。

で 最後に ここの曲で お開きだ。

トンボの気持ちは,トンボに聞けだね。だてに何億年も生き続けてんじゃねえぞ〜だって